サンスカイ ホテル小倉のスタッフブログ

6月14日

本日、6月14日は遠野物語が発刊された日です。
1910年の今日、柳田國男著による『遠野物語』が発刊されました。
そも「遠野物語」とはなにかというと、地元で伝わっているとされる伝説やおとぎ話をその足で集めたとされる寓話集です。最大の特徴は実際の地名や実名が記載されている点で、かの座敷童子はこの作品により広まりました。
特に記念日という記念日でもないですが、民俗学の起こりとも呼ばれるこの本を是非とも皆様にも読んでもらいたいと思い一筆取らせて頂きました。
ショートショートに纏められた逸話の短編集みたいなもので、その多くに妖怪が登場するように思えます。
妖怪と一重に言えども様々で化物のように描かれていたり、人と変わりないように描写されているものもあり、ゲゲゲの鬼太郎を知っていると割ととっつきやすい本かもしれません。
しかしながら、こういう風に展開していくのだろうという先入観をナチュラルに壊していくものも多いので「ちょっとオカルトに詳しいよー」という方も新鮮な気持ちで読めること間違いなしです。
何ぶん昔の作品ということに加えて、文体も著者の癖のある語り口調で綴られている為、初めて読む方は口語訳のものを読むことをお勧めいたします。
一点、留意があるとすれば、かなり好き嫌いがはっきりと分かれる作品でもある、という点で、例えるならドクターペッパーみたいなもんです。視野や土地勘が嫌でも増すことは自信を持って言えるので是非とも一読してみてください。
掲載日:2017-06-14