5月22日
本日、5月22日は国際生物多様性の日です。
1994年の「生物の多様性に関する条約」締約国会議で制定し、国際デーの一つです。
当初は12月29日でしたが、2000年の第5回条約締約国会議でもっと認知されやすい日付として「生物多様性条約」が採択された日である5月22日に変更するよう勧告が出され、それを受けて同年の国連総会で日付が変更されました。
さて、と言われましても「生物多様性条約」とはなんぞや、と私自身なりましたのでさらっと調べてみると、端的に論ずるなら「環境保全に努める」というものでした。
世界広し、様々な環境があり、人間からすると劣悪に思える環境も中には存在します。しかし、そんな過酷な環境にも適応し、種を増やしている生き物も居る訳で。なので現状維持、その環境は改善するでもなく保留していこう、という具合。言葉のあやとして「改善」なんて使いましたが、あくまで人間目線で良しとしている話ですからね。
こんな話をしていると、人間が良かれと思ってやった環境を整える行為が、他種族の生き物には拷問に近い行為で、それが原因で反逆を起こす…なんてSFを想像してしまいます。ホラーかも知れませんし、あるいはドキュメンタリーになるかも知れませんが。
瓢箪から出たコマ、嘘から出た誠、という言葉がありますので今日はこの辺で。
掲載日:2020-05-22