5月28日
本日、5月28日は花火の日です。
1733(亨保18)年のこの日、隅田川で水神祭りの川開きが行われ、慰霊を兼ねた花火が打ち上げられました。
梅雨の走りかと思うような日々が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
お天道様も浮き世も陰りが立ち込めて参りましたが、誰が何と言おうと今日は花火の日です。
ところで皆様はどんな花火がお好みですか。やはり、ドカンと大きく華を夜空に咲かせる打ち上げ花火。あるいは、しっとりとした憂いを感じさせる線香花火でしょうか。
かく言う私は手持ち花火が好きで、小学生の頃、この時期になると部屋のベランダでシュワーと火を吹かせてたものです。何がそんなに楽しかったのかと言われれば、今にして思えば疑問が残りますが、きっと花火のある『あの空間』そのものが好きだったんじゃなかろうかと思うわけです。言ってしまえば。煌々とした光が噴き出てるのをじっと眺めるだけの行為ですからね。決して安いものでもないし。今なら同じ金額で旨いメシが食えるじゃないか、となりそうですし。
こんな話をしていると不思議と火薬の燃え立つあの独特な香りがしてきた気がします。嗅覚による記憶は強く残る、なんて聞いたことがありますが果たして関係しているのでしょうか。
ボヤだとマズいので見回りも兼ねてこの辺で今日はお開き。ではまた。
掲載日：2020-05-28
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