5月29日
本日、5月29日は幸福の日です。
グリーティングカードや慶弔ギフトなどを販売する株式会社ヒューモニーが制定。
五(こ)二(ふ)九(く)で「こうふく」の語呂合せ「幸福の日」としたそうな。
五月皐月も指折り数えて終わりとなる本日。全国的にお天気は晴れ模様らしく、なんだか夏を感じれそうな一日となりそうです。
さて、幸福なんて大きく漠然としたテーマで始まりましたが、命題にするには白黒つけづらい物ですよね。
その昔、私が大学生だった頃。教養として履修していた学問のひとつに哲学があり、講義の中で「幸福論」なんてものをレクチャーされました。しかしながら、幸福論は一つではなく、あらゆる哲学者が触れ、てんでバラバラなことを唱える訳です。詳しく明朗に説明するのは久しく哲学に携わっていないので難しいのですが、中には過去に誰かが謳った幸福論に感銘を受け自身の幸福論に多大な影響を及ぼしたものもあるので当てにはならない、といった具合で。
ここでひとつ哲学の大学教授の言葉を借りるなら「幸福論から幸せを導き出すことは不可能。思想を持つことの出来る人間なら自分なりの幸福論を打ち立てるしかない」だそうな。
この話を語りながら、幸福とはなんだろうか、という思考のスパイラルに陥って目が回って参りました。同時にこの考えてる時間こそが哲学の根幹で、私にとっての幸福なのではなかろうか、なんて思えてきました。
皆様にとって幸福とはなんでしょうか。他者から与えられた「幸福像」の枠組みに囚われていたりしてないでしょうか。それもまた結構だとは思いますが、今一度立ち直って1秒でも「自分にとっての幸福」を考えてみてはいかがでしょう。
ちなみに、私が「幸福」について考えた時に真っ先に浮かんだイメージは「ラーメン」でした。それでいいのか私。
掲載日:2020-05-29