8月3日
本日、8月3日は初の裁判員制度を適用した裁判が東京地裁で実施した日です。
蝉時雨の降りそそぐ夏の盛りとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
太陽が昇るとどこからともなくアブラゼミの声が聞こえ始め、やがては右手からも左手からも大音量でシャワシャワと鳴き声が響く為、頭がクラクラとしてしまいますね。汗もじわりとにじみ、筋力が全体的に落ちたかのように溶けだしていくようでございます。これぞ、夏の只中といったところでしょうね。
さて、制度としても目新しく感じる裁判員制度。初の実施日は2009年なんだそうな。諸問題あるので色々と伏せますが、裁判員として裁判所に赴いた身内曰く「良い経験になった」そうな。
裁判員の方の話を聞いていて意外だったのが日当の存在。調べてみると金額はまちまちのようですが、身内のその方は8000円ほど頂戴したとか。加えて、止むを得ず遠方から足を運び、宿泊せざるを得なかった方は宿泊代もしっかり振り込まれたと話されていたそうな。私の主観としては結構貰えるもんだなあ、なんて思ったのですが皆様はどのように感じられましたか。
裁判員に選ばれる確率は0,01%。読者の皆様におかれましては裁判員を経験したことがある、という方々はそう居ないとは思いますが、所感を聞いてみたいところではございますね。また、これから経験するかも知れないという前提の元、「公平性」や「倫理観」「己にとっての善」等を見つめ直してみてはいかがでしょう。
夏の暑さもまだまだこれから。今に聞こえてくる蝉の立体音響に対し恨めしさが募り、大いに公明正大から逸脱しそうです。考えれば考えるほど、綴れば綴るほど、こういった気持ちは膨れ上がるもの。この辺で打ち止めと致しましょう。裁判員にお世話になる訳にはいきませんからね。それでは。