9月29日
本日、9月29日はクリーニングの日です。
全国クリーニング環境衛生同業組合連合会が1982(昭和57)年に制定されました。
「ク(9)リーニ(2)ング(9)」の語呂合せからで消費者にもっとクリーニングを利用してもらい、自らもクリーニング技術の向上を目指す為に設けられました。
中秋の名月も間近になり、丁度今頃の夜半から朝方にかけてはめっきり寒くなってきたと感じられます。皆様いかがお過ごしでしょうか。寒いと言っても肌の表面の暖気を少しだけ奪うような、そんな秋の訪れのようなもので冬はもう少し後になりそうですけどね。油断してはいけませんが。
さて、クリーニングといって思い出したのが「高級な服はクリーニング出来ない」という話。又聞きの話なので出所は不確定なのですが、こんな話。
仮にA氏としましょう。Aはブランドものの服をクリーニングに出したところ、クリーニング業者からクリーニング不可の衣服なので承れないと返されたそうな。それに腹を立てたAはクリーニング業者にクレームを入れると『不可なものは不可。ラベルにも書いてある。ご不満ならメーカーにお電話した方が良いのでは』という旨で返され渋々引き下がり、今度は某ブランドメーカーに熱のこもったまま猛抗議の電話をした。すると、メーカーが言うには「当社の商品は洗濯を考慮に入れておりません。また新しくお買い求めくださいませ」だったそうな。
分かる範囲で調べてみたところ、確かにブランド物のその多くはクリーニングが出来ない商品でした。当ホテルでもなくなくお返ししたこともありますので事実です。ただ、そのブランドメーカーの文言には些か引っ掛かりを覚えますね。事実確認も出来なかったので。信じるか信じないかは読者の皆さまにお任せ致します。
秋の夜長にはそんな曖昧な話がしたくなる今日この頃。以前言ったかも知れませんが、私は大の民俗学好きでして、ソースがふわふわとしている話を集めるのが趣味なんです。今度、私が独自に蒐集したお話が出来れば、なんて思えるのですが、いつになるのやら。ではでは、機会がございましたらお付き合い下さい。そんな夜まで。