10月27日
本日、10月27日は文字・活字文化の日です。
「読書週間」の第1日目。2005(平成17)年10月27日に文字・活字文化振興法が成立したことにちなんで制定された記念日です。近年、電子機器の普及で活字離れが問題視される中、知識や知恵、ひいては健全な民主主義の発達にも欠かすことの出来ない文字や活字を正確に知ることが提唱されております。
また、文字・活字の使用は「知的で心豊かな国民生活の実現に繋がる」として、出版活動への支援なども実施されております。
穏やかな秋晴れの続く今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。秋晴れというには少々気温が低めな為、初冬晴れと呼ばれるものになるのでしょうか。であれば、今からググっと寒さが厳しくなっていくことは避けられませんね。
さて、やって参りました読書週間ですね。これに先駆け書店によっては専用の売り場を設けられたり、新たな発見をして貰おうと出版社が自社イチオシ作品に特別な帯や表紙で装丁する時期でございます。毎年この頃になると読み終えていない書籍リストが見る間に増えていきます。恐ろしいシーズンです。
そんな私の最近ですが、映画の上映スケジュールが従来のものと変わらなくなっており、洋画の新作「TENET」を観た次第でございます。こちらの作品、エンタメ振りの超速展開SF作品で私個人としてはかなり好ましい映画でした。で、当映画の考察に思考を巡らせている間にすっかりSF熱が再燃してしまい、往年の名作を読み直しております。「アンドロイドは電気羊の夢を見るのか」「たったひとつの冴えたやりかた」「夏への扉」「ハローサマー、グッドバイ」と読了し、シナプスが揺さぶられている為、ついつい話したくなってしまいました。それぞれの作品の講評に移りたいのですが、語り始めると文字数制限に引っ掛かりそうなので、各々で手に取って頂ければ幸いです。
夜も長くなり、こんな静寂のお供には暖かいコーヒーと活字は最適でしょう。皆々様も是非、無限に広がる本の世界を旅してみてはいかがでしょうか。