8月27日
本日、8月27日はジェラートの日です。
映画『ローマの休日』の中で、オードリー・ヘプバーン演じるアン王女が、イタリア・スペイン広場の階段でジェラートを頬張るシーンが、ローマを訪れる観光客の定番デザートコースとなったことにちなんで、日本ジェラート協会がアメリカで同映画が公開された1953(昭和28)年8月27日の日付をとって記念日に制定しております。
ちなみに、ジェラートはイタリア語で『凍った』という意なんだとか。
旧約聖書の中にも出てくるほどイタリアでは馴染み深い氷菓となっております。
喜雨というには暑すぎる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。時節は残暑の候とは言いますが、それにしては酷暑が続く次第だと、ひしひしと感じております。
さて、皆々様はジェラートに対して馴染みが深いでしょうか。昨今ではアイスクリームに並んで店構えとして、或いは出店として売られることも少なくはないとお見受けしている次第でございます。
ジェラートは従来日本に横行していたアイスとはまた違い、口溶け柔らかく風味が一気に広がるスッキリとしたデザートと認識している、と同時に、私個人としては少々お値段が張るもの、という印象が拭えずにいます。
確かに、小倉駅内の出張店舗としてジェラートのお店が訪れた際にはかなりの頻度で赴いておりますので、アイスとそう対して変わらないということは知ってはいるのです。なんだったらアイスの方が高いときだって珍しくはない。ただ、前述したとおり私のジェラートの第一印象は王女が頬張った映画のワンシーンにあり、初めて食べたのも都内の高級なデパート内だったのです。…福岡で初めて見かけたのは何年前だったでしょうか。時の流れは残酷なので考えたくはありません。
時期は2学期のスタート。夏休みデビューを果たした、なんて学生各位もこのブログを読まれているか定かではありませんが、そうそう一番最初のイメージは変わりはしないよ、というお話でした。そしてひとつ進言するなら、その鮮烈な変貌は長続きしないし、思い返すと胸中に突き刺さる黒歴史に成りかねないのでご留意していただければ幸いでございます。私も未だ氷解できていない過去を抱えて生きているので、未来の自身からのアドバイスということで何卒。
まだまだセミも鳴りやみそうにはございませんので、十分に水分を取り熱中症にはご注意くださいませ。最近では塩を含んだジェラートなんかあるので、これを機会にご賞味してみてはいかがでしょうか。それでは。